【インフラ】CDNを使ったSEO対策の効果
ウェブスピードでは、Webサイトの表示を高速化するために、「CDN(Contents Delivery Network)」の機能が標準で実装されています。
では、このCDNを利用することで、WebサイトのSEOに対して、どのような効果や期待できるのかを見ていきます。
※ ちなみにウェブスピードのCDNでは「Cloudflare」を採用しています。
【 Cloudflare の 記事は コチラ 】
目次
Webサイトの表示速度がSEOに影響
Webサイトの表示速度は、SEOに重要な影響を与えます。もし、Webサイトの表示速度が遅い場合、Googleなどの検索エンジンは、ユーザーエクスペリエンスが低下している判断し、検索エンジンのランキングを下げることがあります。したがって、Webサイトの表示速度・パフォーマンスを改善することは、SEOにとって非常に重要です。
また、Webサイトの表示速度を改善するには、次のような方法があります。
Webサイトのデータ最適化
Webサイト上で表示される、画像や動画などのコンテンツデータを最適化することにより、Webサイトの読み込み速度を向上させることができます。
データの処理能力が高いサーバーを選択
サーバーマシンのCPUやメモリのスペックが高い、仮想サーバー(VPS)やクラウドサーバーを選択することで、Webサイトの読み込みなどのデータ処理が向上します。
CDNのサービスを利用
CDNが提供するキャッシュ機能を設定することで、Webサイトのコンテンツを高速にユーザーへ配信することができます。Webサイトのコンテンツをキャッシュすることで、ユーザーがWebサイトへ再度アクセスする場合の読み込み時間を短縮できます。
CDNを利用したSEOへ効果
CDNを利用することによる、SEOへの効果をご紹介いたします。
CDNは、Webサイトのパフォーマンス向上を目的としたネットワークのサービスです。CDNを利用することで、Webサイトを閲覧するユーザーへ対して、そのコンテンツを迅速にユーザーへ配信することができます。
CDNのサービス自体は、SEOに対して直接的な影響を与えるわけではありませんが、Webサイトのパフォーマンスが最適化されることで、ユーザーエクスペリエンスが向上し、Webサイトのランキング向上に繋がる可能性があります。結果として、Googleなどの検索エンジンは、Webサイトの読み込み速度やパフォーマンスなどを評価し、検索エンジンのランキングに影響を与えます。
さらに、CDNを利用することで、そのWebサイトが稼働するサーバー環境(オリジンサーバー)へのアクセス負荷も改善されます。CDNが提供する複数のキャッシュサーバーが、Webサイトのコンテンツデータ(HTMLや画像・動画などのファイル)を保持するため、もし、Webサイトのトラフィックが増加した場合でも、Webサイトの表示エラーやサーバーダウンを防止できます。Webサイトのダウンタイムを減らすことも、SEOにとっても重要な要素の1つです。
まとめ
以上、CDNを使ったSEO対策の効果についてご紹介しました。総合的に考えると、CDNを利用することで、検索エンジンのランキングを向上させ、SEOに肯定的な効果をもたらすことができます。
ただし、CDNを導入するには、キャッシュ設定・DNSレコード設定などの技術的な作業や運用が伴います。もし、これらの作業に対するナレッジが無い場合は、社内のシステム担当者に設定作業を依頼するか、外部のベンダーへ設定作業をアウトソースすることをオススメいたします。
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