【ミドルウェア】NginxとApacheの機能比較
ウェブスピードのWebサーバーソフトウェアでは「Nginx(エンジンエックス)」のミドルウェアを採用し、Nginx が標準で実装されています。
Nginx の特徴
Nginx は Webサーバーソフトウェアの 1つ で、同じWebサーバーソフトウェアとして主流である Apache HTTP Server と比較しても、優れた並行処理性能を持つため、少ないメモリ消費で HTMLドキュメントや画像ファイルなどの静的コンテンツを高速で配信できるのが特徴です。
Webサーバー内のプロセス処理において、Nginx ではWebサーバーの機能に特化して、同時処理をこなす「マルチタスク」に長けており、その一方で Apache では、「シングルタスク」ではあるが、PHP などのCPUに影響する 重たいプロセス処理を得意とする。というような、それぞれの特徴があります。
Nginx と Apache の機能比較
Nginx はシングルスレッドのプロセスで、多くのリクエストを並列処理できる構造のため、大量の同時接続プロセスであっても、早く処理することができます。
Nginx が備えるリバースプロキシの機能を用いて、背後に配置した Webアプリケーションサーバーで動的なコンテンツを配信したり、ロードバランサー・HTTPキャッシュの機能として使用することもできます。
機能比較 | Nginx | Apache |
大量リクエスト 処理能力 | 〇 | △ |
同時接続プロセス 処理能力 | 〇 | △ |
並列処理能力 | 〇 | △ |
リソース 省力性 | 〇 | △ |
キャッシュ性能 | 〇 | △ |
動的コンテンツ 処理速度 | △ (リバースプロキシ で 併用) |
〇 |
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