【サーバー】HTTPステータスコードのエラー表示の原因

2023.05.07

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こんにちは、ウェブスピード サポートデスクです。

皆さんはWebサイトにアクセスしたとき、ブラウザに「404 Not Found」や「500 Internal Server Error」のような、文字だけが記された、エラーコードのページが表示されたことはありませんか?

今回は、このエラーコードやエラーページが表示される原因について解説していきます。

ステータスのレスポンスコードについて

エラーコードの解説の前に、まず最初に、HTTPステータスのレスポンスコードに関する理解を深めておく必要があります。

サーバーのレスポンスコードというのは、Webサーバーがクライアント(PCやスマートフォン端末など)からのリクエストを受信し、それからクライアントに対して、「3桁の数字」のレスポンスを返却する仕組みのことです。

1xx(情報)

クライアントからリクエストを受信し、処理を続行していることを示します。これは通常、ブラウザには表示されません。

2xx(成功)

クライアントからリクエストが成功したことを示します。例えば「200 OK」は、リクエストが成功し、クライアントが要求した情報が返されたこと意味します。

3xx(リダイレクト)

リクエストされたリソースが移動した場合、新しいリソースの場所を示すようクライアントに伝えます。

4xx(クライアントエラー)

リクエストがクライアントの問題であることを示します。例えば「404 Not Found」は、要求されたリソースが存在しないことを示します。

5xx(サーバーエラー)

リクエストがサーバー側で処理できないことを示します。例えば「500 Internal Server Error」は、Webサーバー上でエラーが発生したことを示します。

ステータスのエラーコードが表示される原因

ステータスのエラーコードが表示される原因として、主に以下のようなものがあります。

また、ステータスのエラーコードが表示される原因は様々で、詳細な原因を特定するためには、サーバーログやデバッグツールの使用が必要となる場合があります。

クライアントのリクエストに問題がある場合

サーバーは、クライアントから送信されたリクエストを解釈し、処理するために必要な情報が含まれているかどうかを確認します。クライアントが正しい構文に従ってリクエストを送信しなかった場合、サーバーはエラーコードを返します。

セキュリティ上の問題がある場合

リクエストがセキュリティ上の問題を引き起こす可能性がある場合、サーバーはエラーコードを返します。例えば、不正な認証情報が送信された場合や、アクセス許可のないデータにアクセスしようとした場合などが考えられます。

サーバー側で問題が発生した場合

サーバー側で処理中に何らかの問題が発生した場合、エラーコードが返されます。例えば、サーバー側で必要なライブラリが見つからない場合、リソースの枯渇やハードウェアの故障・ネットワークの問題などが考えられます。

サーバーが一時的に利用できない場合

サーバーにトラフィックの負荷が掛かりすぎた場合、一時的にサーバーにアクセスできないことがあります。この場合、サーバーは「503 Service Unavailable」などのエラーコードを返します。

ステータスのエラーコードの種類

いくつかの代表的なHTTPステータスのエラーコードをご紹介いたします。なお、サーバーによっては、独自のエラーコードを定義している場合もあります。

400 Bad Request

クライアントが送信したリクエストに、何らかののエラーがあるため、サーバーがリクエストを解釈できない場合に発生するHTTPステータスコードです。

400 Bad Request の原因を特定するためには、サーバーログやデバッグツールの使用が必要です。

● リクエストの構文が正しくない

リクエストが正しい構文に従っていない場合、サーバーはリクエストを解釈できないため、400 Bad Request が発生します。リクエストヘッダーに必要な情報がない場合や、正しいHTTPメソッドが使用されていない場合などが考えられます。

● 不正なパラメーター

クエリ文字列またはリクエストボディに渡されたパラメーターが正しくない場合、サーバーはリクエストを処理できず、400 Bad Request が発生します。例えば、不正な値がパラメーターに渡された場合や、システム上に必要なパラメーターが欠落している場合などが考えられます。

●  セッションの有効期限切れ

セッションが有効期限切れになっている場合、サーバーはクライアントからのリクエストを認識できないため、400 Bad Request が発生します。

●  サーバーの問題

サーバー側で、必要なライブラリが欠落していたり、リクエストを処理するためのリソースが不足している場合には、400 Bad Request が発生することがあります。

403 Forbidden

クライアントがリクエストしリソースにアクセスする権限がないため、アクセスが拒否された場合に発生するHTTPステータスコードです。

403 Forbidden のエラー原因を特定して修正するには、クライアントにアクセス権限を与える、またはサーバー管理者に問い合わせるなどの対処が必要です。

● 認証エラー

クライアントが認証されていない、または適切な認証情報を提供していない場合に発生します。

● アクセス権限の問題

クライアントがアクセスしようとしているリソースに対して、適切なアクセス権限がない場合に発生します。

● リソースの制限

サーバーがクライアントからの要求を制限している場合に発生することがあります。これは、セキュリティ上の理由や、リソースの使用量を制限するために制限されている可能性があります。

404 Not Found

クライアントがリクエストされたリソースが存在しないため、サーバーがそれを見つけられなかった場合に発生するHTTPステータスコードです。

404 Not Found のエラー原因を特定するには、正しいWebサイトのURLやリンクを確認する、またはサーバー管理者に問い合わせるなどの対処が必要です。

● リソースが削除された、または移動した

クライアントがリクエストしたリソースが存在しない場合に発生します。

● URLが誤っている

クライアントが存在しないURLをリクエストした場合に発生します。

● サーバーの問題

サーバー側で何らかのエラーが発生し、リクエストを返却できない場合に、発生することがあります。

500 Internal Server Error

サーバー側で何らかの問題が発生し、リクエストが処理されなかった場合に発生するHTTPステータスコードです。

このエラーが発生した場合は、ユーザーが原因を特定して修正することはできないため、ユーザーはしばらく時間を置いてから再試行するか、サーバーの管理者に問い合わせることが必要です。

また、サーバーの管理者は、エラーの具体的な原因を特定して修正するために、サーバー側でログ確認・設定調整などのトラブルシューティングをおこなう必要があります。

● サーバーのプログラムにバグが発生している
● データベース接続のエラーが発生している
● サーバーの処理能力などのリソース不足
● ハードウェアの故障

503 Service Unavailable

リクエストされたリソースを提供するサーバーが、一時的に利用できないことを示すHTTPステータスコードです。

例えば、サーバー自体がオフライン・アクセス高負荷が原因で、クライアントからリクエストされたリソースを提供できない状態です。

このエラーについても、クライアントが原因を特定・修正できないため、このエラーが繰り返し発生する場合は、サーバー管理者に問い合わせる必要があります。

サーバー管理者は、サーバーの容量不足やトラフィックの過剰などの問題を特定し、サーバーの容量を増やしたり、ネットワークを負荷分散の構成に見直すなどの対策を実施する必要があります。

● サーバーダウンが発生している
● サーバーに高負荷なアクセスのトラフィックがある
● サーバーのメンテナンス中にリクエストされた場合
● サーバーがリクエストに対してリソース不足である場合

まとめ

以上、エラーコードやページが表示される原因ついてご紹介しました。

ステータスのレスポンスコードはWebサーバーからクライアントへ送信することで、クライアントはこれらのレスポンスコードを解析して、ユーザーに適切なエラーメッセージを表示することができます。

レスポンスコードを正しく理解することは、Webサイトのパフォーマンスやユーザーエクスペリエンスを向上させるために重要です。

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