WordPress を運用する上で、SEO対策は非常に重要な役割を果たしています。
しかし、対策を実施するにも専門知識が必要だったり、細やかな設定や調整を行わなければならず、とても時間と労力が掛かってしまいます。
本記事では、その SEO を対策を簡単に行う All in One SEO(通称AIOSEO)というプラグインについてのメリットをご紹介いたします。
AIOSEOについて
WordPress公式サイトでは、以下のように紹介されています。
All in One SEO for WordPress は、2007年にリリースされた WordPress 専用の SEO プラグインです。300万人以上のサイトオーナーがこのプラグイン使用して WordPress の SEO を適切に設定し、検索エンジンでサイトを上位にランクインさせることができます。
WordPress の SEO を適切に設定するために、SEO の専門家や開発者を雇う必要はないと考えています。そのため、最も包括的な WordPress SEO プラグインおよびマーケティングツールキットである AIOSEO を構築しました。AIOSEO を使うと、サイトの SEO ランキングを向上し、10 分以下で新たな SEO の成長機会を明らかにできます。
つまり、AIOSEO を使用する事で「開発者や専門家でなくとも、簡単にSEO対策が可能になる」という事を意味します。
AIOSEO が出来ること
AIOSEO が出来ることについて、順にご紹介いたします。
① メタデータ管理
AIOSEO は、Webページや投稿のメタタグ(メタタイトルやメタ説明・メタキーワードなど)を管理する機能を搭載しています。これにより検索エンジンがWebサイトの内容を正しく理解し、関連するキーワードで検索結果に表示することができます。
② XMLサイトマップの生成
XMLサイトマップを自動的に生成し、検索エンジンにWebサイトの階層構造を伝える役割を果たします。これにより、Webサイトがクロールされやすくなり、インデックスされるページ数が増える可能性があります。
※XMLサイトマップとは、検索エンジンにクロールして欲しいURLを伝えるために、URLリストをXMLファイルとして作成したものです。更新頻度や更新日時、重要度などの補足情報を加えることができます。
③ ソーシャルメディア統合
各種SNSと連携し、SNS上で記事が表示される際のサムネイルやタイトル・説明文がどのように表示されるかを設定することができます。これにより、WebサイトのコンテンツがSNS上でシェアされる際に、より魅力的な表示が可能になります。
④ Webサイトのパフォーマンス分析
AIOSEO は、Google Analytics との統合を通じてサイトのパフォーマンスデータを追跡することができます。Webサイトのトラフィック、キーワードの順位、クリック数などのデータを分析し、SEO戦略の改善に役立てることができます。
⑤ スキーママークアップ
スキーママークアップは、検索エンジンにサイト内の情報を正確に伝える機能を意味します。本来これを行おうとすると専門的な知識と技術が必要ですが、AIOSEO を使用すると簡単に作業を行う事ができます。
具体的には、検索エンジンの結果ページに【リッチスニペット】と呼ばれる情報を表示させるために使用されます。
※リッチスぺニットとは、「このサイトにはどんなコンテンツがあるのか?」を一覧で表示する事を指します。飲食店を例とすると、商品情報やレビュー・価格帯などがタイトルの下に表示されているものになります。
利用する上のメリット・デメリット
AIOSEO を利用することで、
・面倒なSEO対策がひとまとめにでき、
・専門知識いらずでSEO対策が可能で
・本来かかるはずだった膨大な作業時間を短縮
することができます。
しかし、既にプラグインを大量に追加している場合だと表示速度が低下し、サイトパフォーマンスが落ちてしまう危険性があります。
使用される際には、プラグインを整理することをお勧めいたします。
まとめ
以上、All in one SEO についてご紹介しました。
All in One SEO は300万回超のインストール数を誇っており、利用者の数も非常に多いです。これにより使用方法や設定に関して分からない事も、ネットに解決策が溢れているので非常に便利です。
ご自身の運営するサイトのSEO対策が不安な方は、AIOSEO を導入することをお勧めいたします。
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